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【映画】『アベンジャーズ/エンドゲーム』の感想!もう嗚咽が出そうでした!

控えめに言って…
 
『アベンジャーズ/エンドゲーム』最高でした!!
 
 
 
だいぶ経ってしまいましたが、ここに感想を残しておきたいと思います。ちなみに公開6日後に見に行きましたが、特典の配布は終了しておりました。早い!!
 
 
 
冒頭から悲劇を振り返ることになり、絶望的な状況を知り気分も沈んでいきます。これまで逆境に強い各メンバーの活躍を観てきたわけですが、大切な仲間をたくさんそして一瞬で失ってしまった辛さは想像しがたいものがあります。
 
 
 
これまでの道のりを悔やむもの。自分を責め続けるもの。今ある幸せを大切するべきと心がけるもの。前を見て進もうと心がけるもの…。それぞれが過去に起こった出来事をどうしたら乗り越えられるか足掻いていました。
 
 
 
この沈んだチームの状況はしばらく続き、観客として長らく胸が締め付けられる気持ちになります。あの瞬間からしばらく経ち、普通の生活を生きてみたけれどやっぱり「あの時のことを克服できていない」と実感します。勝手な体感としてでしたが作品の半分以上を使ってこの「失敗した後の結果」を丁寧に説明していたように思います。そしてこの丁寧な状況説明があったからこそ『アベンジャーズ/エンドゲーム』が成功したのではないかとも思っています。
 
 
「以前と変わってしまった悲しい経過」をゆっくり長めに見せられたことで、観客一人一人が「この状況を何とかしなくてはならない」という使命感を感じ始めたと思います。「どうにかしたい」と思っていたところに「もしかしたらこの状況を抜け出せる可能性がある」ことを示し前進するためのきっかけが与えられます。「あの瞬間のあの強敵に立ち向かう決意」を固めることで前を向き始めるヒーローたち。このときにはすでに観客の心もヒーローたちと一つになっていたと思います。
 
 
これまでそれぞれのヒーロー誕生までの経緯を各映画作品で知ることができました。これらを観てきた人はヒーロー同士の関係性などを知っているのでより感情移入したことでしょう。それぞれのヒーローのバックボーンを知っていると「どうしてこのような行動をとったのか」「どうしてこんなことを言ったのか」をすんなり受け入れることができ、エンドゲーム内でそれぞれが下す決断に深い理解をすることができると思いました。
 
 
ファンを持つヒーローとして、そしてひとりの人間としての生き様に心を打たれた人は多いと思います。怒涛の展開が待つ終盤。より強烈に心に突き刺さる結果となったのは間違いなく「心ある個々のキャラクターを出会わせてストーリーを紡いできたから」だと断言できるのではないでしょうか。
 
 
 
 
私はあるキャラクターの勇姿に顎をガクガクさせながら泣きくずれたことを忘れません。映画館なのに、みんな感動してるシーンなのに嗚咽が出そうなのを必死に堪えていました。
エンドロール中、私は純日本人なのに立ち上がって拍手を送りたくなってしまいました!映画でこんな風に思ったのは初めてで自分でも驚いたぐらいです。充実した時間を過ごした気持ちにさせてくれました!このような作品に出会えたことに心から感謝です!
 
 
 
 
さて、エンドゲームを見終えて強く反省したことがあります。それは映画「Captain Marvel – Anna Boden & Ryan Fleck」を観ていなかったことです。エンドゲーム公開の数日前に劇場上映を終了したばかりだったため、予習することができていませんでした。
 
 
アプリゲームでキャプテンマーベルの特徴は知っていましたが「メッチャ強いけど一体何者なの」という疑問は払拭できませんでした。もしも配信やディスク販売以降にエンドゲームを観る人がいるとしたら、間違いなく「Captain Marvel – Anna Boden & Ryan Fleck」も優先的に見ておくべき作品として挙げたいと思います。
 
 
 
彼女に備わった能力を知ること。そして、行動をともにできなかった理由を理解しておくことでよりドラマティックな展開としてエンドゲームを楽しめるのではないのでしょうか。
 
最終上映日は2019年6月27日!
 
全世界で歴代興行収入1位を獲得した作品を観てもらえればと思います。